Rシリーズの他作品もある程度経験済みの人向けに書いている。
IIIはあまり「まともに」やり込んでないので、突っ込んだ攻略は出来ない。
紹介程度の内容で勘弁。
IIIは前作までと比べてかなり波動砲重視のゲームになっている。
今回の自機にはメガ波動砲とハイパードライブという2種類の超威力兵器が
搭載されており、これらの武装を基準にしたゲームデザインがなされている。
具体的に言うと
・チャージに時間のかかる武器を使わせる為展開が遅い
・超威力の武器に合わせて一部の敵が異常に硬い
それとは対照的にフォースの重要性はやや低下している。
端的な例として2面ボス・ネクロゾウルを見てみよう。
こいつは弱点が壁の中に埋め込まれており、貫通力を持つメガかハイパーでしか
ダメージを与えられない。
(厳密には一部のレーザーも届くが、ダメージ効率が悪すぎる)
しかもボス側の全ての攻撃がフォースを貫通してくる。
つまりこのボスに対しては、どんな装備で挑もうが全く変わらない。
こういったフォース非依存のガチ避けを強いられるシーンは結構多く、
結果としてフォースがそれほど頼りにならない印象を受ける。
あくまで今回の主役は二つの超波動砲であり、パターン化に際しても
「いかに溜めていかに撃つか」を考えるのが主題になる。
サイクロン青撃ちっ放しとかでダラダラやっててもそれなりに進めるが
波動砲を使った方が楽しいのは確か。
Rシリーズ中、最も「溜めて撃つ」快感を徹底的に追求した作品。
それがR-TYPE IIIだ。
フォース3種レーザー9種もあっちゃとても把握しきれないっていうか
そもそも管理人はあまりフォースを使っていない(理由はページ最後)。
よってフォースの解説かなりテキトーです。ご容赦下さい。
とにかく青レーザーが便利すぎて困る。道中ずっとこれ一本でいい。
さらにフォース分離時の接触ダメージが物凄いので
ボスにめり込ませると良し。初心者向け。
青レーザーの異常な威力が光る。ほとんどのボスを瞬殺可能。
IIのショットガンレーザーみたいなものだが、硬い敵が多いIII世界では
ショットガンよりはるかに使える。中級者向け。
昔懐かしいおなじみの相棒。流石に時代遅れで性能はいまいちだが
盾としては十分。上級者向け。
地形完全無視。弾消し能力あり。
発射の瞬間、自機の周囲に広い攻撃判定が発生する。背後も攻撃可。
当て方によって威力が大きく変わる。1〜2キャラ分離れて撃った方が強い?
この辺あまりハッキリしないので鵜呑みにしないように。
二大主力兵器の一つであり、主に突進してくる敵をかき消す盾の役割を果たす。
爆風にも攻撃判定あり。
一旦解放するとしばらく使えないので、使うタイミングをよく考える事。
ハイパーを撃ちたくない状況でうっかり溜めてしまった時は、落ち着いて
モード切り替えボタンを押しましょう。
二大主力兵器の一つであり、最強の矛として機能する。
レーザーによって援護射撃したりしなかったり。
ハイパードライブ中、自機の周囲を回転してバリアになってくれるのがうれしい。
何気に大幅強化されている。1セット(2発)で通常波動砲より強い。
ちなみに今回、普通の波動砲はインフレ現象のあおりをモロに食らって
とても影が薄い。
IIIには難度設定が無いが、フォースの選択がそのまま難度選択になってる感じだ。
サイクロン | → | EASY |
---|---|---|
シャドウ | → | NORMAL |
ラウンド | → | HARD |
(無し) | → | (VERY HARD) |
青レーザーを使いこなせれば、最終的にはシャドウの方が楽だと思うが
ここは世評に従っておく。
また、プレイ中のランク変動は「装備」「残機数」「ノーミス継続時間」の
三つの要素が絡んでいると思われる。
このゲームの制作者はスコアアタックに興味が無かったようで、残念ながら
簡単に見つかる永久パターンで簡単にカンスト達成できてしまう。
サイクロンをこの場所に置いて放置。 他のフォースは連射固定で。 |
エクステンドは2万、7万、以降7万エブリ。
残機数が128機を越えると残0に戻り、以降どれだけ稼いでも増えなくなる。
994万、つまりカンスト前の最後のエクステンドで何故か105機増える。
隠しコマンドにより一周目のみ選択可能。コンティニュー画面で
Rを10回押した後、Lを行きたいステージ数だけ押す(4面なら4回)。
成功するとLを押すたびに効果音が鳴る。
入力成功判定が妙に厳しい。
コマンドを入れたらすぐにスタートを押し他のボタンには触らない事。
・フォース…小さい弾を防ぐ。レーザーなどは無理。
・ビット…フォースより吸収能力が劣る。黄色の通常弾などは防げない。
・メガ…消せる弾はフォースと同じ。
基本的にはこんな感じだが、
リグジオ第三段階のレーザーがハイパー中のビットバリアで消せたり
二周目3面の3WAY砲台が真ん中の弾だけ貫通弾だったりと
どうにも面倒臭い。この辺りの明快さに欠ける作りは正直どうかと思う。
ラウンドフォース選択時に限り、ハイパー発動中(オートではなく)ショットボタンを
連打する事によりハイパー状態を通常より長く持続させる事が出来る。
かなり遅い連打でも相当延ばせるので強力。
最弱フォース限定である事、自力連打という代価を要求される事
(もっとも連射パッドを使えばこの代価は消えるのだが)などから考えて、
バグではなく意図的に仕込まれた仕様と思われる。
パターンゲーというものに慣れていない人の為のアドバイス。
4面中盤のようなパターン性の強いシーンは、気合いやアドリブで
ねじ伏せようとせずパズルを解くつもりで取り組んでみよう。
こまめにポーズを押してじっくり観察し、頭の中で手順を組み立てるといい。
こういう場所で必要なのは観察力、発想力、実験精神、そして根気。
反射神経は別にいらない。青筋を立てる前に考え方を変える事。
さもないと散々時間を浪費した揚句「何このク(略)」で終わりかねない。
楽しむためにやってるゲームでそれはもったいない話だ。
頭フォース・ビットありの状態なら前後に動かない限り水滴に当たらない。
むやみに動き回らず 落ち着いて水滴を受け止める。 |
2面でいきなり最強クラスのボスが出てくるあたりバランス悪い。
「慣れて気合で避けろ」としかアドバイスのしようが無い。
ハイパーも意外と当て辛いので手堅く行くならメガ一本で。
一応、地面ギリギリに貼り付けば おたまには当たらないが・・・ 普通に戦う方が早い。 |
カニ系ボスは足の間に入る。これシューティング界の常識。
自分から動いて入っていくのではなく、ボスが自機を跨ぐに任せるのがコツ。
a、b両パーツを破壊しない限り 本体にダメージが入らない。 両側から攻めるか、それが面倒なら 貫通する武器を使う。 |
何が嫌って、狭い通路の中でいらんアイテムを強制的に取らされる。
アイテムを取る順番まで含めて緻密にパターン化し、
最終的に望む装備に戻すしかない。
ちなみに最後の2つのPOWは、自機の状態によって中身が変わる。
ビット未取得の状態だと、 おみくじPOWの中身は2つともビットに。 これを利用してフル装備復活が可能。 |
中ボスのくせにかなりのガチボス。
苦手な形態はハイパーで一気に終わらせるなどの工夫を。
実は天井に死角あり。 上ボタン押しっぱなしで貼り付くと・・・ 第一、第三段階で有効。 |
これまた「気合いで避けろ」としか言いようのないボス。
常に自機の動く先を見て、余裕を持って動く。斜め移動を多用するとイイ感じ。
このボスまで辿り着いたら、ひとまず倒す事は忘れてコンティニューを繰り返し、
避けの練習をしておこう。しばらく避けまくってればコツがつかめる。
一応シャドウ青で瞬殺できるので、どうしても駄目ならそれで。
自機の縦軸と横軸を交互にサーチしながら追って来る。
あまり大きく動かず、1キャラ分ずつチョンチョンと動いて誘導すると良い。
非常に硬いので基本は1ヶ所にまとめてメガで殲滅。
実体化直前の壁の中に誘導して圧死させる戦法も有効。
これまた「気合いで(略)
IIIしかやってない人の為に一応説明すると、ラスボスの倒し方に
謎解き要素があるのはこのシリーズの伝統なのです。
大抵は相棒をアレしてゴニョゴニョ。
別に今さら隠すものでもないだろうが
フォースを尻につけて、誘導弾をかわしながら撃ち込む。
ある程度ダメージを与えると平べったくなるので、そこにすかさず
フォースシュートをブチ込めば終了。
個人的な感想で恐縮だが、正直IIIはノーアイテムプレイが一番楽しい。
何しろ自機が素の状態で強いので、IやIIのノーアイテムと違って
十分「まともな」ゲームとして成立している様に思える。
(ただしラスボス直前の一個だけは取らないとクリア不可能)
メガとハイパーの性能を熟知した上での計画的な使い分け。
ザコを注意深く誘導し、自機の周りに集めてメガで一気に吹き飛ばす快感。
パターン構築が熱く、ノーアイテム条件のIIIはパターンゲーとして一級品だ。
普通のプレイに物足りなさを感じている人はぜひチャレンジしてみて欲しい。
これまでとは全く別の新世界を体験できるはずだ。
・・・ぶっちゃけると管理人はこのゲーム、普通に遊ぶよりノーアイテムで
遊んでた時間の方がはるかに長い。最初は今一つハマれなかったのが、
ある日何気なくフォース無しでやってみたらえらく楽しかった訳で。
もはや自分の中では丸腰状態の方が標準になっちゃってる訳で。
その昔某所にアップした二周目ノーアイテム動画・・・の、ダイジェスト版。
参考にどうぞ。