R‐9カスタム 武装解析Lv.2
波動砲及びレーザー類について、さらに深く掘り下げてみます。
ぶっちゃけ普通にプレイする分には知らなくてもいい情報ばかりなので
読み飛ばしても全く問題ありません。
<波動砲極め道>
波動砲は一見シンプルな武器ですが、突っ込んで調べていくと
色々と興味深い特性が明らかになってきます。
既出の物も含めて、波動砲の性質を片っ端から列挙してみると…
1、撃てるのは画面上に一発のみ
2、攻撃力はチャージ量に応じて5段階に変化
3、破壊した敵の耐久力分だけ威力が減衰して貫通
4、複数の対象に同時に着弾すると、それぞれに全量ダメージ
5、前フォースだと発射点が少し右にずれる
ゲージと攻撃力の関係
※攻撃力数値は通常弾1発を1としたもの
大体こんな感じ。通常弾の領域がかなりせまい事に注目。
最速のタイミングで最弱波動砲を連射し続けると、普通のソフト連射より
はるかにダメージ効率が良かったりします。(擬似ハイパードライブ?)
但し撃てるのが画面上に一発だけなので、硬い敵に密着しないとこの技は使えません。
攻撃力に応じてグラフィックも変化します。
攻撃力 . | グラフィック | 減衰時の グラフィック変化 |
4 | | 1〜4 |
8 | | 5〜8 |
12 | | 9〜12 |
16 | | 13〜16 |
20 | | 17〜20 |
右端の列は何かというと、要するにMAX波動砲がザコを4〜7匹巻き込むと
グラフィックが下から2番目のものに変わるという事です。
威力4の最弱波動砲を耐久力3の敵に当てた場合でも、威力1の「波動砲カス」が残り
それが画面外に消えるか他の敵に当たるまで次弾は撃てません。
特性4の同時着弾を利用すると、通常では不可能な芸当が出来ます。
例えば、2匹のドグラが重なる瞬間を見計らって至近距離から
タイミング良く波動砲を撃つと……
ご覧の通り。
この時減衰量はちゃんと2匹分引かれているようで、「波動砲カス」は残りません。
で、「結局そんな知識が一体何の役に立つのか?」という話ですが、
レーザーが無い状態で非常にシビアなパターンを構築する際に
これらの知識が必要となってきます。
具体的に言うと2-6後半残機潰しの事なんですけど……。
興味のある人は稼ぎ攻略「スペシャルメニュー」へどうぞ。
<レーザー超解析>
調子に乗ってレーザー類も詳しく調べてみました。
まずは攻撃力一覧
| Lv1 | Lv2 |
対 空 | 2×2発 | 計4 | リング5 ビット2×2発 | 計9 |
対 地 | 2×2発 | 計4 | 4×2発 | 計8 |
反 射 | 2×3発 | 計6 | 中央3 斜め4×2発 | 計11 |
サーチ | 2×2発 | 計4 | 4×2発 | 計8 |
ショットガン | 3(爆風1) . | 5(爆風1) |
反射レーザー、意外と強いですね。
レーザーは波動砲と違って「攻撃力の減衰」という物が無く、
自分より耐久力が低い敵なら全て無条件で破壊します。
攻撃力>耐久力 → 破壊、貫通
攻撃力=耐久力 → 対消滅
攻撃力<耐久力 → ダメージを与え消滅
「あれ?でも反射レーザーが敵に当たると短くなるけどあれは
減衰してるんじゃないの?」という疑問が出てきそうですが、
よく観察してみるとどうも反射レーザーとサーチレーザーのLv2は
攻撃力2の短いレーザーが2本繋がっているらしく、実質的に
耐久力1のザコしか貫通できません。
(反射Lv2の中央の1本は攻撃力2→1の順に2本のレーザーが
繋がっている様です。ただ、5ボス戦で撃った時の乱反射などを見ると
さらに細かい計算があるのかも知れません。)
この辺から対空レーザーの強さの理由が見えてきます。
要するに、あのでかいリング弾が1個で丸ごと一発なので
耐久力4以下の敵が何匹来ようが一瞬で薙ぎ倒す事が出来る訳です。
おまけに連射が利き、攻撃範囲が広く、隙も小さい。強いはずです。
あと、これは対空レーザー以外には関係無い話ですが、レーザーは
複数対象に同時に着弾する事がない様で、近くに硬い敵がいると
攻撃力がそっちに喰われ「どう見てもレーザーが当たっているはずの標的に
ダメージが入らない」という事が結構あります。
で、「結局そんな知識が一体何の役に立つのか?」という話ですが、
……さあ?何の役に立つんでしょう。
稼ぎを極限まで突き詰めていく際に必要になるかも知れません。
レーザーの1本1本まで計算に入れた非常にシビアなパターンを構築……
あんまり考えたくありませんね。
<最強兵器?>
先に「使えない」と散々けなした拡散波動砲ですが
ちょっと面白い事実が発見されたので紹介しておきます。
例によって攻撃力解析から。
I-分裂前 (攻撃力40)
何やらボワッとしたエネルギー体が出て……
II-集束点
自機のやや前方で一点に集束し……
III-分裂後 (攻撃力7×6発)
そこから6発に分かれて散っていく。
こうして見ると、やっぱりそんなに強くないですね。
溜め時間が波動砲の2倍以上で威力が40なら「波動砲2回撃て」って話だし。
さて、問題はIIの集束点ですが……実は拡散波動砲を標的に対して
ドンピシャな距離から撃ち、このポイントをうまく当てる事によって
分裂前と分裂後、両方の攻撃力を叩き込む事が出来るという事が判明しました。
つまり、理論上は攻撃力80を超える超威力兵器と成り得る訳です。
この技――「集束波動砲」とでも呼びましょうか――動く標的に狙って当てるのは
難しいですが、試してみたいという人は1ボスでやるのが比較的簡単だと思います。
ボス直前、前フォースの状態でスコア欄を見てあらかじめ
「H」のチョイ左に自機の先端を合わせておき、そのままコアに
ラインを合わせてカバーが開いたら拡散波動砲を発射。
一撃で文字通り「瞬殺」できるので結構楽しいですよ。
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YEAH!! |