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第八講:空を取り戻すために

実際の所、ほとんどのMAPはガイチの飛行ユニットを全滅させた時点で
勝負はほぼ決まると言っていい。圧倒的な機動力と制圧力を持ち、その存在が
戦局を左右する航空兵器といかに戦うかはこのゲームのテーマのひとつだ。

★潜在的対空兵力

通常は対空兵力とみなされないが、ごくわずかな対空攻撃力を持っている
兵器は意外と多い。

彼らの潜在力をフルに引き出せれば対空戦が非常に楽になる。

ファルコ1隊でハンター3隊を
相手にするのは
どう頑張っても無理。
そこでファルコは手を出さず
支援役に徹し、
潜在的対空兵力が
集団でタコ殴りにする。

対空兵器の数が不足しているMAPでは必須のテクニックだ。

★連続釣り

地上物を釣る場合、やり辛くなってきたら一時的に堅いユニットを壁にして後退し
仕切り直す事が出来るが、航空兵器の場合はあらゆる方向から襲ってくるため
それが出来ない。毎ターン飛んで来るなら毎ターン釣り続けるしかない訳だ。

従って、釣った魚を料理する段階で既に次の仕掛けの事を考えておく必要がある。

ジャビイを餌にハンター2隊を
釣り上げたが、早くも次の一群が
右側に控えている。
なるべく前線が前に出ない
様にしてハンターを料理し
出来た隙間に餌を入れて
次の仕掛けを作る。
以下繰り返し。
ダメージの少ない餌は使い回す。

もちろん料理役も可能な限り消耗を避ける戦い方を。
ジャビイはファルコで、ファルコはシーカーで、ハンターはホークアイで弱らせて
ファルコでとどめ。

★接敵即撃墜

対空戦で何より大事なのは、一度捕まえたら絶対に逃がさずその場で仕留める事。
航空兵器は逃走→工場で回復→再来襲のサイクルが極めて早い。
成長して暴れられると手がつけられないので、最初の接触で確実に
叩き落とさねばならない。

さらに航空兵器が次から次へと波状攻撃で襲って来るようなMAPでは、
一度でも処理が遅れると後続が溜まってしまい収拾がつかなくなるので
全て確実に釣り上げて素早く倒し続ける事が必要になる。

最初の戦力チェックでガイチ工場に大量のハンターが入ってると気が滅入るが、
その全てが一度に襲ってくる事はまずない。少しずつ飛んでくるハンターを
毎回キッチリ落としていけば、いずれ制空権はこちらのものになる。

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