テクニック・実践

即戦力になりそうな豆知識を集めてみました。


 <敵弾の発射角度は16方向>
一部の特殊な攻撃を除けば、敵が撃って来るほぼ全ての直線的な攻撃は
水平・垂直方向を基準とした16方向に制限されています。
(この時代のゲームって大体そうですけど…)
つまり、ザコの真正面からちょっとだけ上下にずれた位置を
キープしていればそいつの敵弾には絶対に当りません。

丸腰で戦う際には必須のテクニック…と言うより
動き方の基本と言っても良いでしょう。
高次面になると、これを踏まえた上で射線の隙間から隙間へと
渡り歩くようなプレイをする事になります。

一方、敵弾が自機を正確に狙ってこない為、敵の背後に回りこむ際
先読みするように弾を撃たれて殺される事が結構あります。
少し距離を取って大きく動きましょう。


 <弾が通れる高さは自機も通れる>
これは私の経験則なんですが、まず間違いないと思います。

どういう事かと言うと、例えば自機の前方に山状の地形があり、
そのまま前進すると山の頂点にぶつかりそうだったとします。
しかし、通常弾を撃ってみて(波動砲でもOK)地形に当らなければ、
自機もそのまま進んで大丈夫
。死にません。
逆に弾が地形に遮られたら自機も通れません。
ホラ、大丈夫

この事を知っていると、ライン合わせが非常に楽になります。
但し、敵機のボディに対する判定に関しては、
この法則が成り立つとは限らないのでご注意を。

3面の巨大戦艦(パーツ破壊後)などは「地形扱い」になっている様です。


 <斜めの動きで近付く>
武装紹介の方でも少し書きましたが、フォースの弾消し性能は非常に高く、実際
このゲームは敵弾を「避ける」ゲームではなく「受ける」ゲームだと言ってもいいぐらいで
フォースの性能を把握する事は生存率にモロに響いてきます。

中でも最も重要と思われる事実がこれ。
フォース装着方向へ、水平及びチョイ斜め(22.5度)から飛んでくる弾に対しては
自機が動かなければ完全に無敵となります。(これも経験則ですけど)
追記:多分45度でも大丈夫。

感覚的には大体こんな感じ。
(本当は自機の当たり判定は1ドットの点で、その分敵弾の判定を見た目より
大きくしてバランスを取ってるらしいんですが、この方が解りやすいので。
弾の判定が大きい→フォースに当たりやすい→弾消し性能抜群、という訳です)

そして、下図の様に斜めの連弾に対して斜めの動きで突っ込めば
かなり弾密度が高くても死ぬ心配はほとんどありません。
上下の動きは危険。斜めに近付く

しかもこの動きなら、最短距離で敵に近付き速攻で倒すことが出来ます。
この「攻撃的な避け」は、特に高次面での生存率を高める為に必須。


 <パターンの作り方>
地道な試行錯誤を繰り返して自分なりのパターンを構築していく
その過程こそがこのゲームの醍醐味な訳ですが、その際
効率良くパターンを練り上げるコツがいくつかありますので書いておきます。

  動きは直線的に
  なるべくシンプルで操作回数の少ないパターンを模索しましょう。
  再現性と覚える効率が良くなります。

  無敵・最強コマンドをフル活用
  まず無敵モードでパターンの大雑把な骨格を作っていくと効率的です。
  様々な実験や、敵の動きをじっくり観察する用途にも使えます。
  最強コマンドについては言うまでもないでしょう。

  アイテムをどこで出すか?
  率直に言うと、2面以降のアイテムは一部を除き全て敵です。
  「取りたくもないアイテムを無理矢理取らされる」という状況を避ける為
  アイテムの「捨て場所」と「捨て方」をよく考えましょう。
  (要は、POWを倒すタイミングと手段を考えるという事です)

  とにかく色々やってみる
  ゲーセンと違い、PS版はいくらクレジットを入れようがタダです。
  「いや、いくら何でもそりゃ無理だろ」と思うような事でも
  思いついたらとりあえず試してみましょう。


 <精神の集中と拡散>
「難所に差し掛かると緊張して動きがぎこちなくなり、いつも同じところで死ぬ」
「もう少しでクリアできそうだという所まで来ると、心臓はバクバクと鳴り手に汗が滲み
指先は震え、何が何だか解らない内に殺されてしまい失意のうちに一日が終わる」

…こんな症状を持つ人は多いのではないでしょうか。
そういう時はもういっその事
「こんなゲームどうでもいいや」
という気持ちでプレイしてみましょう。

「怒首領蜂」に代表されるいわゆる弾幕ゲーでは、脳の血管が
ブチ切れんばかりの気合避けで弾幕をねじ伏せていくプレイが
要求されますが、本作のようなパターンゲーにおいては
「気合」は却って邪魔になることが多いです。

精神の集中よりも拡散、変に大脳を使うより小脳に任せてしまったほうが良い結果が出ます。
(もちろん、膨大な反復練習によって指先に動きがしみついている事が前提です…
それに、気合の方が必要になるシーンが無いわけではありません)

うまく拡散できない人は以下の様な事を試してみましょう。

  ・エンヤを聴きながらプレイしてみる
  ・徹夜明けで朦朧とした意識のままプレイしてみる
  ・眼鏡を外してプレイしてみる
   (目が良い人はモニターから3mほど離れてみる)