支援効果のシステムは結構ややこしいので一度に全部覚えなくてもいい。
最初は「仲間がくっつくと強くなる」程度の認識でOK。
接近戦の際、味方ユニットが敵に隣接していると支援効果を受けられる。
支援効果の現れ方は、攻撃を仕掛ける側と受ける側で異なる。
「自分に」ではなく「相手に」味方が隣接している必要がある事に注意。
攻撃を仕掛けた側に発動する。
攻撃対象に味方ユニットが隣接していると、そのユニットの
基礎攻撃力の半分(※)が自分の攻撃力に加算される。
50+70/2=85 バイソンの攻撃力は85に上昇。 |
攻撃を受けた側に発動する。
攻撃してきた敵に味方ユニットが隣接していると、そのユニットの
基礎防御力の半分(※)が自分の防御力に加算される。
4+60/2+50/2=59 ムンクスの防御力は59に上昇。 |
※関係する全員が無傷の場合のみ。各ユニットの損害程度によって
支援値は変動するが、正確な計算式は複雑すぎるので割愛。
ここで間違えやすいポイントを二、三押さえておこう。
1、二種類の支援効果は同時には使えない。
野球のように手番が交互に移るので、支援効果もそれに合わせて働く訳だ。
自軍フェイズで積極的(即時的)に使えるのは攻撃支援のみであり、
防御支援は敵フェイズに備えてあらかじめ仕込んでおく形になる。
(包囲効果も自軍フェイズのみ。包囲効果と攻撃支援はセットで考えると良い)
2、対地攻撃力と対空攻撃力は支援効果においても別計算であり
「戦闘機の攻撃支援を受けて戦車がパワーアップ」なんて事はない。
一方、防御力は一元的なのでユニットの種類に関わらずくっつけば堅くなる。
配置は対称でも支援は非対称。 |
3、間接攻撃を支援する事はできないが、間接攻撃兵器で支援する事はできる。
支援ユニットの射程は考慮されない。 従って間接攻撃兵器も くっつけば支援値を与えられる。 |
うんざりして来たかもしれないが、どの道支援効果を使いこなすには
(各ユニットの性能を把握していく必要もあって)相当の経験が要る。
結局は慣れだ。気長に覚えよう。
攻撃支援の真価は、ムンクスのような弱いユニットに大きな支援を与えて
戦闘に参加させる事にある。
強力なユニットから順番に攻撃し、後続への支援を次々に強くしていく事で
火力が底上げされ、自軍全体の戦闘力を大幅に引き上げる事が出来るのだ。
攻撃の順番は強→中→弱。 これ鉄則。 |
ただし支援ユニットが弱っていると支援値も減るので、切り込み隊長は
できるだけダメージを食らわないよう工夫を。
この場合、先陣を切るのは 硬いアルマジロの方が適している。 |
攻撃支援と包囲効果をうまく組み合わせる事で、敵を迅速・確実に
かつ最小の被害で撃破できる様になる。
一方敵を待ち受ける側としては、とにかく集中攻撃されない様に
ユニット配置を工夫する必要がある。
孤立は論外、ユニットを並べてラインを作るのが配置の基本だが
ラインに出っ張りがあるとそこに集中攻撃を食らう。 攻撃支援が効いてくるので大抵殺される。 |
一直線に並べてみる。 どのユニットも攻撃されるのはせいぜい2回、 なおかつ常に防御支援を受けられる。 |
さらに理想的な形。 山脈などを利用して接敵方向を制限する。 |
凸より直線、直線より凹。
要するに接敵線を挟んで敵よりこちらの数が多くなるようにすればいい訳だ。