この手のゲームでは、「地形」という言葉がHEX単位の意味と地図的な意味の
2種類の意味を持つため話が混乱しやすい。
以降は前者を「地形」、後者を「地勢」と呼んで区別する事にする。
ここで説明するのは主に前者、つまり各HEXが持つ属性である。
地形効果とは、自分がいるHEXの地形から受ける防御力のプラス補正である。
全ての地上兵器は移動力と防御力の面で地形の影響を受ける。
大雑把に言うと、動き辛い地形ほど防御力が上がる。
※歩兵以外のユニットは山に侵入できない。
数字の意味は何かというと、(百分率表記のため紛らわしいが)倍率ではなく
実は単純に防御力への加算値である。
つまりムンクスが山に登ると基礎防御力4+地形効果40で、防御力は44となる。
戦闘シーンの表示では倍率で処理されているが、これは大ウソなので
鵜呑みにしてはならない。
表示上は微々たる上昇量だが 実は戦車並みの堅さになっている。 |
実際の地形効果は数字から受ける印象よりもはるかに強力な影響を
及ぼしているので、そのつもりで積極的に活用していこう。
ラインを作る時はどこにも出っ張りが無いように作るのが理想だが
ユニット数の不足や地勢的理由から、常にそれが出来る訳ではない。
そういう時は地形効果の力を借りてラインを補強するといい。
点在する丘や荒地に注目。 | |
堅いユニットを高防御地形に乗せて さらに堅くし、ラインの要にする。 多少の攻撃ではびくともしない。 |
また、動き辛さと防御力が比例するという事は、先に足場の悪い地帯に
陣取った方が圧倒的優位に立てる事を意味する。
堅くなったユニットを倒すには包囲効果を使う事がほとんど絶対条件だが
足場の悪さゆえに包囲自体が困難になるからだ。
そもそも防御力は正確にはどう作用するかというと、これが単純な仕組みで
数値がそのままダメージ減衰率となる。
つまり防御力50なら50%、80なら80%のダメージをカットできるという事。
そして・・・そう、防御力が100に達したユニットは完全に無敵状態となるのだ。
ギガントが丘に乗るとその時点で 無敵の要塞と化す。 惚れ惚れするほど無敵なので チャンスがあったらやってみよう。 |
荒地や収容所に入ったアルマジロも かなり無敵に近い状態になる。 アルマジロが守りの要になるMAPは多い。 |